“iPhoneのスクリーンタイムは、iPhoneの使い過ぎを防止でき、危険なアプリやWebサイトにアクセスするのを防ぐことができます。そのためお子さんの使用しているiPhoneでスクリーンタイムを活用している人も多いでしょう。また設定方法によっては親御さんのiPhoneで、お子さんのiPhone設定を変更することも可能です。ここではiPhoneのスクリーンタイムについてまとめてみましょう。
【iPhoneのスクリーンタイムとは?】
iPhoneのスクリーンタイムとは標準装備されている機能であり、アプリやWebサイトを利用した時間等を確認できます。またスクリーンタイムの設定を変更すれば、アプリやWebサイトを利用する時間を制限することもできるのです。このスクリーンタイム機能はiPhone12以降のiPhoneに搭載されており、iPadでも利用できます。
【スクリーンタイムでできることとは?】
iPhoneのスクリーンタイムでできることをまとめてみましょう。
<アプリ、Webサイトの使用状況を確認>
スクリーンタイムを有効にすることで、iPhoneの使用状況をアプリやWebサイトなどカテゴリ別に確認することができます。また詳細画面を表示すると「今日」「過去7日間」のレポート確認が可能で、使う機会の多いアプリ、カテゴリを詳しく調べることができるでしょう。お子さんがどのアプリをたくさん使っているのかなどを把握する時に便利です。
<アプリの使用時間を制限>
iPhoneのスクリーンタイムを有効にすれば、特定のアプリの使用時間を制限することができます。アプリの使用時間が制限時間を過ぎてしまうと、アプリ画面には「時間制限」と表示されるため、リセットされるまではアプリを利用できなくなります。ちなみにアプリの使用時間の制限は毎晩午前0時にリセットされます。
<コンテンツやプライバシーの制限>
スクリーンタイムでは、不適切なコンテンツの購入や、ダウンロードを制限することができます。アプリやテレビ番組などのコンテンツに年齢制限を設けることで、アプリ内で勝手に課金しないように設定することができます。
<通信・通話を制限>
スクリーンタイムでは通信時間を制限することができます。また通話の相手を制限できる機能もあるのです。通信・通話を制限しておくことで、夜遅くまでやり取りをしたり、通話をしたりすることを防げるでしょう。
【スクリーンタイムの設定方法とは?】
スクリーンタイムを使う前には、初期設定をする必要があります。スクリーンタイムの設定方法は以下の通りです。
1、[設定]をタップする
2、[設定]から[スクリーンタイム]を選択する
3、[スクリーンタイムをオンにする]をタップする
4、[続ける]をタップする
5、[これは自分用iPhone]あるいは[これは子供用のiPhone]を選択する
6、[子供用iPhone]を選択した場合には、休止時間やApp使用時間の制限、コンテンツとプライバシーを設定する
7、[スクリーンタイム・パスコード]を設定する
9、保護者のAppleIDとパスワードを入力して[OK]をタップする
【親のiPhoneで子供のiPhoneのスクリーンタイムを変更する方法とは?】
親のiPhoneでも子供のiPhoneのスクリーンタイムを変更することができます。iPhoneの使用状況を確認する方法は以下の通りです。
1、[設定]を選択する
2、[自分の名前]をタップする
3、[ファミリーを共有]をタップする
4、設定した相手の名前をタップする
5、[スクリーンタイム]をタップする
6、画面の指示に従い、休止時間・App使用時間制限・コンテンツとプライバシーを設定する
7、スクリーンタイムやパスコードを作成する”