4K解像度のディスプレイを搭載するスマホには、2015年の秋にソニーモバイルが発表した「Xperia Z5 Premium」があります。最新のXperia XZ Premiumは同じサイズながらディスプレイデバイスを一新し、より広範なダイナミックレンジの輝度情報が再現できることによって、明るさと色の表現力が豊かさを増しているということです。HDR10とHLGに対応し、モバイル用4K/HDRのコンテンツはAmazonプライム・ビデオから提供される予定です。なお、HLGは将来の可能性を担保して対応しているとのことです。またハイレゾ対応については従来通りで、DSEE HXやLDACなどの機能を搭載しています。カメラ部にも「Exmor RS for mobile」シリーズから新開発のメモリー積層型CMOSイメージセンサーを採用していて、メインカメラの有効画素数は約1,900万画素と、現行トップエンドである「Xperia XZ」の2,300万画素よりも数値は低くなっていますが、新たにスマートフォンとしては世界初となる最大960fpsのスーパースローモーション撮影を可能にしているのです。また新たに搭載された「Predictive Capture(先読み撮影)」の機能では、被写体の動きを自動検出して、最大で4フレームぶんの画像をバッファリングしながら、シャッターボタンが押される直前の画像が記録できるようになり、同社ではメインカメラに搭載するシステムを「Motion Eyeカメラシステム」と名付けています。
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